髪質のいろいろ
髪質
髪の毛の悩みは誰にでもありますが、中でも多いのがくせ毛や縮れ毛などの問題です。
ファッション誌などではくせ毛風ヘアなどのヘアスタイルをよく見ますが、本当に髪質に悩んでいる人には大きな問題となる髪質といえます。
種類も様々なものがあり、うねり方などが異なりケア方法なども違ってきます。
波状毛
日本人に多いのが「波状毛」です。弱いものは緩やかにうねり、強いものはウェーブ状またはカール状になるタイプです。膨らみやすいという特徴があり、梅雨時など湿気が多い時は湿気を吸い込むことでボリュームが出てくる髪質になります。
対処がしやすいタイプでもあり、軽度のものであればヘアケアを見直したり、スタイリングを工夫することで解決することができます。クセがつい場合には縮毛矯正を行う必要があります。
ケアのポイントとしては、水分バランスを整えたり、髪を水分を吸い込みにくい状態にするためにシャンプーを見直し、トリートメントを上手に使うなどをすることで対策できます。
捻転毛
「捻転毛」は、波状毛のクセを強くしたように髪がねじれてバネのようになってしまっているタイプです。特に髪質が柔らかい軟毛の人に多く、前髪をスタイリングしにくいという特徴があります。
髪の毛が乾燥していることも多く、ヘアケアだけでは対処しにくいケースもあり、そんな時には縮毛矯正を行うことが良いと考えられます。ただし、乾燥しているため薬剤などのダメージを受けやすく安易に縮毛矯正をしてしまうと、髪の毛がパサパサになってしまうこともあるため、技術力のある美容師に相談してから行うことをオススメします。
連珠毛
「連珠毛」は、かなり珍しいタイプのくせ毛になります。表面が凸凹しており数珠がつながったような形になっているのが特徴です。一見はストレートに見えるため気づかない人も多いですが、触ってみると髪が凸凹しており、ストレートなのにツヤ感がないという場合には注意が必要です。
このタイプの髪は切れやすく、薬剤をつける縮毛矯正も負担がかかってしまいます。遺伝以外では生活習慣やホルモンバランスの崩れなどによって引き起こされます。遺伝の場合治すのが難しいですが、後天的な原因の場合は生活習慣などを見直し、トリートメントをすることなどが良いとされています。
最も強いのが「縮れ毛」になります。
日本人にはかなり少ないタイプで、美容師も扱い慣れていないため対策もしにくいという特徴があります。
縮毛矯正で改善することで対処することができますが、髪の毛が痛みすぎてしまうため注意が必要です。
髪の毛にクセが現れるのはほとんどの場合は遺伝が問題です。
しかし、中にはホルモンバランスの乱れや、生活習慣、ゴムで縛ることなどが原因になってしまうこともあります。
生活習慣を見直してホルモンバランスを整えながら、ゴムで縛る時にこまめに髪型を変えるなどの対処をしていきます。
それと同時にシャンプーを見直したり、ヘッドスパなどのヘアケアを行うことで髪のクセは改善することにつながります。
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