くせ毛と湿気
湿気対策
湿気が多い梅雨の季節や雨の日は特に気になるくせ毛や縮れ毛ですが、適切なヘアケアを行えば改善することができます。
そもそも何故くせ毛や縮れ毛になってしまうのかというと、原因は先天性と後天性の2つに分けられます。
くせ毛の原因
先天性の場合は生まれつきくせ毛や縮れ毛が多い髪の毛だということで、ストレートヘアと比べるとタンパク質の結合に違いがみられます。
また髪が生えてくる毛穴が楕円や歪んだ形状の場合も、毛根に負担がかかって歪んだ状態で髪が伸びる原因となります。
一方で後天性の場合ですが、ドライやーの熱に長時間髪を当てすぎていたり、毛穴の詰まりや血行不良、ストレスや偏った食生活など原因は多岐にわたります。
ホルモンバランスの乱れが原因となることもあり、初めはストレートヘアだったのに思春期以降に縮れ毛が増えてくることもあります。
このような場合のヘアケア方法ですが、最も手取り早く解決できるのはストレートパーマや縮毛矯正です。
定期的にかけ直す必要はありますが短時間でストレートヘアになることができます。
くせ毛矯正
何度も矯正をかけるのは髪が傷みそうで不安という場合は、ショートヘアではなくロングヘアをキープしておくとまっすぐな髪が長続きしやすいです。髪の長さがあった方が自重で髪が下に引っ張られ、まっすぐになりやすいためです。
根本的に髪の状態からケアしていきたい人の場合は定期的な地肌ケアが効果的です。
頭皮の血行不良を改善したり毛穴の詰まりをケアすることで健康的な髪が生えやすくなり、髪質の改善に役立つことがあります。
シャンプーの際に丁寧に地肌をマッサージして洗ったり、美容院などでのヘッドスパが効果的です。
また、トリートメントの活用も有効です。髪が傷んだ状態ではくせ毛や縮れ毛が起こりやすくなります。
そのためシャンプーのあとにはしっかりとトリートメントを行い傷んだ髪を労わるようにしましょう。
ポイントは、部分的に使用するのではなく髪全体にまんべんなく使用することです。
髪の状態を健康的に保つことで髪質が改善されやすくなります。
最後に、濡れた髪をドライヤーでしっかりと乾かすことが大切です。
髪が濡れた状態ではキューティクルが開いたままになっています。
そうすると髪から養分が抜けやすくなり傷んでしまう原因にとなります。
髪をドライヤーで乾かすことでキューティクルが閉じ、髪の内側に必要な水分を閉じ込めてくれます。
ただし、あまりに髪の至近距離からドライヤーをかけたり、必要以上に長い時間かけ過ぎることはかえって髪を傷めてしまいます。
適度な時間で終わらせるようにしましょう。またドライヤーをかける前に髪にトリートメントをしておくことでドライヤーの熱によるダメージから髪を守ることができます。なるべく毎日トリートメントを行うようにしましょう。
以上のヘアケアを続けることでくせ毛や縮れ毛を改善できることがあります。ただし即効性がある方法では無いため毎日続けて行うことが大切です。
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