くせ毛とキューティクル
キューティクル
人によってはそれまでストレートだったのに思春期ぐらいで急にくせ毛や縮れ毛になる人がいるなど、ある日突然そうなってしまうケースがあります。
この背景には髪の毛のたんぱく質に違いがあり、このバランスが崩れるとくせ毛や縮れ毛になります。
思春期を境にそうなるのは髪質が変わるためで、柔らかい髪の毛から硬い髪の毛へ変化する過程で持ち合わせていた癖が出る格好です。
一方で毛根の問題や血行不足、ホルモンバランスの問題も関係しておりヘアケアの際にはこれらのことを考慮したやり方で改善していく必要があります。
地肌が汚れると毛根が詰まりやすく、真っ直ぐに伸ばすことが難しいです。なので、地肌は常に清潔にすることが求められます。
血行不良でも毛穴の詰まりにつながることから、頭皮をマッサージするように揉んであげると血行がよくなって改善されます。
ヘアケアではこれらのことは必ずやっておきたいです。定期的に行うことで頭皮にとって健康な状態を維持できます。
髪に栄養
髪の毛の栄養を保たせるためにはできるだけダメージを与えないことが大事です。
シャンプーをしたらしっかりとドライヤーで乾かすことでキューティクルを閉めさせて栄養分が外に出て行かないようにできます。
くせ毛の状況はキューティクルが剥がれやすく乾燥しやすい状況とも言われています。
これは髪の毛が外気に触れる面積が広いためで乾燥しやすくなるためです。
キューティクルが剥がれないようにすぐにドライヤーで乾かすだけでなく、トリートメントを使って栄養補給することもしなければなりません。
トリートメントはシャンプーやリンスのように扱うのではなく、根元から少し離れたところから毛先に向かってなじませることが大事です。
乾燥しているから多くの量をつけると逆にそれが頭皮の環境を悪化させるため、適量を守って毎日続けていくことで改善できます。
ヘアケアで忘れがちなのはブラッシングです。トリートメントを行ってよく洗い流して乾燥させて終わりではなく、乾燥させたらブラシで髪の毛をとかします。
すると髪の毛同士でまとまり、それがくせ毛の改善につながります。
ブラッシングが重要
ブラッシングにもやり方があり、毛の先端から徐々にやっていくのが理想的です。
毛根からやってしまうのが早いですがこれだと絡まっていることもあるため、ダメージを受けます。
面倒だからと乾燥させずにブラッシングするとキューティクルを傷つける原因となって逆効果です。
縮れ毛などはパーマを当てなければならず、そうしないとストレートにはなりません。ただ、それを維持していく場合にはこれらのヘアケアは必要です。
特別なことは必要なく、毎日続けていくことでくせ毛の改善は可能です。最初から効果の高いシャンプーなどを使わず、最初のうちは習慣になるようにしていくことで大丈夫です。
習慣になってから高価なシャンプーやトリートメントなどを用いていけば無駄にすることなく、改善させていけます。
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